ゲッツ!

南風
「ろく、ほれ。」

?
南風
「羽根!」

ろく
「よこせ~」

ガッ
南風
「今持って行くから!玄関!」

南風
「ほr」

ぎゃーーー!

南風
「ろく、ほれ。」

?
南風
「羽根!」

ろく
「よこせ~」

ガッ
南風
「今持って行くから!玄関!」

南風
「ほr」

ぎゃーーー!

ヨレ
「ヤマバト・・・」

ヨレ
「あれは?」
南風
「クマンバチかな」

ヨレ
「あれは!?」
南風
「南天の葉っぱ」

ヨレ
「あっちのは!?」
南風
「車。・・・ってそれは知ってるくせに。」

ヨレ
「ちょっと、隣にいてよ」

ヨレ
「そうそう、そのへんにいてね」
南風
「怖いの?」

ヨレ
「違わーい!!!」
・
・
・

ヨレ
「これはボクの布団?」
南風
「私の布団。」
小犬用ケージに座布団を敷いたらなんとなく入ってくれました。

ヨレ
「ま、悪かぁないけど」

ヨレ
「ん!? 庭に誰かいるみたい!」
南風
「どれどれ、ちょっと見てくるね」
朝から元気に挨拶しているのはくろでした。
06/02/25の「ヨレは留守番」で、足がブラブラしていたくろです。

南風
「おはよう、くろ」
くろ
(誰だったっけ・・・)
ブラブラしていた足は元通りとまではいかないですが、普通に歩けるまでに回復していました。
南風
「朝ご飯食べる?」

くろ
「食べるー!」
ヨレを見たすぐ後にくろを見ると骨格からして小さいです。
でもヨレより1、2才年上な印象です。
ωもよく引き締まった小さいのがモニッと付いている感じです。
ωは突くとどんどん大きくなると聞いたので、ご飯を食べているくろのωをツンツクしていると、南風父がやってきました。
父
「・・・なにをしてるんだ。」
南風
「カクカクシカジカで、ωを育てています。」
父
「気持ちの悪い事を・・・くろは俺の片乗り猫なんだからあんまりそんなもの大きくしないでくれ。」
南風
「・・・ハイ。」
・
・
・
ヨレ部屋に戻ると、ヨレは網戸越しにくろの姿を眺めていました。

南風
「あの子『くろ』って言うんだよ。」

ヨレ
「ふーん。」
南風
「友達になれるといいね。」

ヨレ
「! なんだあのトリッコ。見た事もねぇ・・・」
南風
「『ヤマバト』とか言うヤツじゃないかな」
・
・
・

「くろ・・・ヤマバト・・・くろ・・・ヤマバト・・・パタリロ・・・」
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