
あれ。

南風
「まーたいちゃいちゃしてぇ。」

くろべぇ
「ほっとけよ。」
南風
「くろべぇ、薬飲もうね。」

くろべぇ
「ほっとけよ。」

南風
「ろくー! 誕生日おめでとー! でもお出かけするのはろくじゃないんだよん。」

ろく
「誰誰?」
くろべぇ
「誰だよ。」
やや
「今度こそボクですか。」
南風
「くろべぇです。」
病気をする前のくろべぇは、散歩の催促と、猫草の鉢がひっくり返って食べ辛い時くらいしか人に言いに来ませんでした。
それが、病気を経験してから、いろんなことで人に言いにくるようになりました。一番驚いたのが、ご飯の催促をするようになったこと。前は袋を破いて適当に食べていたのに、それを一切やらなくなって「よそって」と言いにきます。
そしてトイレが壊れると言いにきます。実際に不調になっているのはくろべぇの体の方なのですが、くろべぇ的には「トイレがおかしい」ということになっているようで、私をトイレまで連れていくのです。
私がトイレをちょっと動かしたり砂を混ぜたりしてから、「これでどう?」と聞くと、くろべぇは徐にトイレに入っておしっこを試みて・・・今回は極少量でました。
で、何度も何度も私にトイレ直しをさせて少量しか出ずを繰り返すので、再び病院へ行くことになったのでした。

やや
「うう~ん」

やや
「おはようございます。」
南風
「おはよ。中にくろべいる? 薬なんだけど。」

ろく
「薬くれ。」
南風
「ろくはいーの。」

くろべぇ
「譲るよ。」
南風
「譲らない。」
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