ありがとう
今日は丸一日寝る!寝尽くす!それ以外なにもしない!と決め、朝の散歩から帰ってきてから再び布団へ潜り込みました。
これは以前から時々していて、どうしても集中力が湧かない時にすると効果絶大です。丸三日も続けてしまうと復帰が億劫になるので注意は必要です。
でも引越して来てからはあまりしていなかったかもしれません。
横向きなって、さっき起きたばかりなのに早くもウトウトし始めると、枕の後頭部の方からボスッと振動がありました。
ヨレが踏み付けていったのかな?と振り返ると・・・

うわぉ・・・一緒の枕で寝始めてるじゃないですか。

いつもの昼寝や就寝の時はこんな事しないのに・・・。

ヨレなりに労ってくれてるのかい?
ありがとね。
再びウトウトし始めると、ヨレが突然ガバッと起き上がって東窓から庭を覗き込みました。
ビックリして私も飛び起きて庭を見ると、カツラが何かくわえて庭からこちらを見ていました。
「あ、あれはもしや・・・」
慌てて庭へ向かいました。

南風
「カツラ・・・それ、なに・・・?」

カツラ
「アンタ、お腹空いてて動けないんでしょ?」
南風
「はい?」

カツラ
「差し入れ持って来たのヨ!」

カツラ
「これ食べればガッツがつくわヨ!」
南風
「・・・ありがとう。」

ヨレ
「ボクにもよく見せてよ!」
カツラ
「うっふっふ〜ん」
一旦ヨレ部屋へ戻りました。あんなの、どうしていいかわかりません。
再びヨレと一緒に庭を覗き込むと、カツラは差し入れを放置してこちらを見ています。
すると、ヨレが一瞬身構えました。

南風
「あぁ!くろも来たのか!ちょっと行ってくるね。」
再び庭へ。

カツラ
「遠慮しないで食べなさいヨーーーーー!!!」

くろ
「そーだよ。遠慮することねーよ!」
南風
「う、う〜ん」

カツラ
「ちょと!あれ、アタシからの差し入れ! アンタが威張らないでヨ。」
くろ
「すいません・・・」

南風
「くろ・・・今日は近寄っても逃げないんだね」
くろ
「うん」

くろ
「たまにはいいよ。」
南風
「ありがとう」
部屋でヨレがヤキモチを焼きはじめたのでまた戻りました。

ん? ヨレがまた身構えてます。

うわ〜!茶虎刑事も来たーー!

カツラの差し入れをチェックする茶虎刑事と、その茶虎刑事の体調チェックをするカツラ。

茶虎刑事
「痛む前に食ちゃえよー!」

ヨレ
「お前ら、うるさいっ!!!」

ヨレ
「でも、なんだかんだで元気になったみたいじゃん。」
南風
「そうね、そうだね。ありがとね。」












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