入園式の後に
2009 年 4 月 1 日 14:00
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今日は姪の入園式でした。入園式の後、姪が母(姪の祖母)と散歩にでかけた時のお話しです。
姪と母は手をつないで畑のあぜ道を歩いていました。遠くの林や丘が見渡せる、広々とした田舎道です。
「友達がいっぱいできて楽しいね。」
「保育園に行ったら、ちゃんとご飯が食べられるかな?」
「一人でトイレに行けるようになるかな?」
などなど、これからのことを話しながら、ゆっくり歩いていたんだそうです。
少し先にしゃがんで畑仕事をしている人の姿が見え、その横には丸々としたキジトラ猫がいて、作業を監視しているようでした。
その猫は姪と母に気が付くと、二人の方へのそのそと近づいてきました。
足元までやってきた猫は、コロンとひっくり返ってモフモフの催促。もちろん姪は喜んで応えました。
しばしモフモフされると、猫は気が済んだのか立ち上がって、今度は先導するように二人の前を歩きはじめました。
特に行き先も決まっていない散歩だったので、二人は猫の後についていってみることにしました。
猫はどんどん進んでいき、林まで来て立ち止まりました。そして二人の方へ振り返り、「ここ見て」と言わんばかりに座りました。
姪と母が「なんだろう?」と覗き込むと、猫は一歩進んで土の出た地面に穴を掘り、徐におしっこしはじめました。
「あれ~、トイレを教えてくれたんだね。」「トイレだ!」と笑う二人に、猫は視線で合図を送りました。またまた「なんだろう?」と、二人が猫の視線の先に目をやると・・・そこには何かが横たわっていました。
姪はそれを見るのが初めてだったので、「これ何!?」と、びっくり。母は「これはネズミだねぇ。この猫のお弁当かもね。」と教えてあげました。
「全部一人でできてえらいね。」と褒められた猫は、更に別の場所へ二人を案内しようと歩きだしましたが、少し遠くに来すぎてしまったので、そこでお別れを言って引き返してきました。
次は友達でも紹介してくれるつもりだったのでしょうか。
母から聞いた不思議な話でした。

















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