百聞は一見に

ヨレ
「ねー!」
南風
「何?」

ヨレ
「ベランダ行こうぜぇ!」

南風
「雨降ってきちゃったよ。今日はもうやめようよ。」

ヨレ
「お前さっきまで外いたくせに!」
南風
「それとこれとは・・・むぅぅ・・・」
ガラリ

南風
「どうなの?」
びしゃびしゃ

ヨレ
「出れない・・・。」

ヨレ
「うーむ・・・。」
びしゃびしゃ

ヨレ
「ねー!」
南風
「何?」

ヨレ
「ベランダ行こうぜぇ!」

南風
「雨降ってきちゃったよ。今日はもうやめようよ。」

ヨレ
「お前さっきまで外いたくせに!」
南風
「それとこれとは・・・むぅぅ・・・」
ガラリ

南風
「どうなの?」
びしゃびしゃ

ヨレ
「出れない・・・。」

ヨレ
「うーむ・・・。」
びしゃびしゃ

父からのお土産コールで実家に行きました。実家の玄関は、くろべぇガードの板が内側から貼ってあります。

私がやってきた事に気付いたややが、くろべぇガードの板に掴まって立ち、玄関が開くのを待っています。

扉をそーっと開けて

すれ違い様に出ていかないよう、「ちょっと奥に行っててね。」と、ややの肩をツンと押しました。本当に軽く押したんです。

肩を押されて、ややの手が板から離れました。

そしてそのまま真後ろに、ゴローンと大の字に倒れてしまいました。
倒れゆく全てがスローモーションでした。

びっくりして謝る私を、ややはしばらくそのまま見詰めていました。

白矢印の方がやや用、青矢印の方がくろべぇ用になった模様。

やや
「ボクのです!!!」

くろべぇ
「やった!!!」

あむあむあむあむ

くろべぇ
「どりゃ〜!」
あむあむあむあむ

くろべぇ
「あ・・・」
あむあむあむあむ

くろべぇ
「ややちゃん、それボクの・・・」

くろべぇ
「ったく・・・」

やや
「ボクのです!」

くろべぇ
「・・・。」

あむあむあむあむ

ガバーーッ あむあむあむあむ

くろべぇ
「ややちゃん・・・。」

あんなところに茶虎刑事がいます。

塀を下りて、アパートの方へ走ってきます。

何をあんなに急いでいるんだろ?

急いで空き地に入って放尿。

終わるとまたいそいそと走り出しました。

何やってんだ・・・。

そしてまた放尿。

そして走る。

あ・・・もしかして、一晩の間にくろべぇが縄張りを荒しまくったのかも・・・。

すまないねぇ、茶虎刑事・・・。
茶虎刑事が角を曲って姿が見えなくなると・・・

茶虎刑事が走ってきた通りに、ナニオが走っています。

どうやら、茶虎刑事を尾行しているようです。

なんだかよくわからないけど、すまないねぇ・・・。
コメント