まだまだ夜は冷えるので、夜にベランダ催促をされても一緒に出たくありません。
なので、ベランダ出入り口のサッシを開けて、ヨレを抱き上げて外を見せます。それでも結構寒いのですが、窓を閉めたままのガラス越しだとヨレが納得してくれないのです。
今夜も寝る前に催促。
サッシを開けてヨレを抱き上げる時にこぼれる息の音が2パターンあります。
(まず右手で胸をすくうように抱き上げて、後からすぐに左手で下半身を支えるのですが、その一瞬の間に出る音です。)
1つは、「そんなにすんなり言う事を聞いてくれると思わなかった! 嬉しい!」的な、喉のゴロゴロ音が息と一緒に漏れる音。

もう1つは、「見張り台に乗りたいのに! またこれかよ!」的な、「フグッ」と溜め息が潰れたような音です。

今夜は後者でした。
もうすぐあったかい夜が来るから、辛抱しておくれ。
そろそろ寝ましょうかという時、外から猫の唸り声が聞こえてきました。
ヨレも私も慌てて窓へ走り寄って外を見下ろすと、薄暗がりにミエテル君の姿が見えました。どうやら、ミエテル君が誰かと一触即発状態のようです。
ミエテル君は、低く迫力のある恐ろしい声で唸り続けています。
と、相手が逃げたのか、声がピタッと止まり、ミエテル君は真っ暗な闇の中へ消えていきました。
誰もいなくなってしまったので、ヨレも窓辺から下りてきました。
スタスタとリビングに来たかと思うと、クルッとひっくり返って腹を見せて、「モフって!」とグニグニし始めました。
訳もわからずモフり倒したのですが・・・
誰かの唸り声を聞いた後、こうして甘えてくる事があります。
ナンパ声ではなく、喧嘩声の時にです。
これはどうしてなんでしょう?猫の方、教えてください。
その他でしたら、どうぞコメント欄にお願いします。
喧嘩が終わって安心したから、というのも考えられますね。
選択肢の入力欄が足りませんでした。

ジーーーーーッ

ジーーーーーーーーッ

ヨレ
「湯気が出てない。」
南風
「わ! ヤバい!」
去年の暮れ頃から、この時間になると実家のお風呂をセットしに向かうのが習慣になっています。
仕事から帰ってきた父母がタイミングよく入浴できるようにしている訳です。
今日も時間が来たので実家へ向かいました。
すると、実家の先の道端で、ナニオと五点田さんが向かい合っているのが見えました。
街灯の灯りが辛うじて届く、薄暗い場所にいました。
私は咄嗟に、この時期だし男同士だし、喧嘩が始まると思ってしまいました。
五点田さんはナニオの倍くらいの体格です。今まさにナニオがやられてしまうところだと思ってしまったんです。
私は慌てて走り寄り、「喧嘩するなーー!」と突入しました。
びっくりしてこちらを見るナニオと五点田さん。
そこで気付いたのです。ナニオも五点田さんも、喧嘩する気なんてないという事に。
二人ともとてもリラックスした状態で向かい合っていて、突然現れた私にギョッとしていました。
私が到着すると、ナニオはそのまま道端に座っていましたが、五点田さんは驚いて塀の上に飛び乗りました。
「あ、ごめ・・・なんか早とちりしたかも・・・」と、ナニオの頭を撫で、塀の上で怪訝な顔な顔をしている五点田さんに近寄りました。
塀の上から飛び下りて、逃げ去る五点田さん。
すると、塀の先の真っ暗で何も見えない場所から、更に2匹の猫が飛び下りて逃げて行きました。
1匹はタキシードのようで、もう1匹はキジトラのようでした。
南風
「・・・っていうか、集会してた?」
ナニオは黙ったまま、誰もいなくなった塀の上に飛び乗り、暗がりへ消えていきました。
項垂れながら実家の玄関を入ると、ややとくろべぇが走り寄ってきたので、ダブルモフモフで気を紛らわせました。

ヨレがマグロにロックオン。

ヨレは最近わかってきました。

準備している間に、どんなにくれくれ光線を出しても意味がない事を。
全ての料理を並び終え席に座り、二人がお酒を手に持って・・・

おっさん
「さて!」
南風
「さて!」
ヨレ
「さて。」
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